今日は健康診断でして、医者がヤブで僕の首を触診して、え、何このしこり?と首をかしげてカルテに何も書いてくれなかったぐらいしか面白い話がないので、このまえ
えびが提案してくれた本の紹介を。
紹介する本は「アナン」です。結構前に読んだのでうろ覚えなのですが、高級料亭の店裏のごみ置き場で、最後の晩餐を探していたホームレスに拾われた赤ん坊が、「アナン」という名を付けられて成長していく話です。まずこの設定が僕には衝撃的。よくこんなこと考えられるもんだ。
アナンには不思議な力があり、周りの人間をどんどん巻き込んでいきラストには・・・。
なんだ超能力か、非現実的だなつまらなそうだと思うかもしれないですが結構感動する話です。作者が
飯田譲治+
梓河人というコンビで、このコンビが書いた本に外れはなし!!(あくまで個人的意見)
深夜ドラマで話題になった「
NIGHT HEAD」、
木村拓也主演のドラマ「ギフト」、他にはドラマ化&映画化までされた「アナザヘブン」。これ等の原作は(
もしドラマ→文庫化の順だったらすいません)このコンビ作であり、面白いからこそドラマ化、または映画化されるのです。
ととりあえずべた褒めですが、
飯田譲治さんは映画監督などもやっていて、「らせん」「
ドラゴンヘッド」の監督などをしてました。本は面白いんだけどねぇ。と個人的には思いました。