いいひと。

いいひと。―For new natural life (1) (ビッグコミックス)

いいひと。―For new natural life (1) (ビッグコミックス)

〜あらすじ〜
 主人公・北野優二は普通の人とは少し違うところがある。
優二は北海道生まれ北海道育ちで、北海道の大学を卒業するまで陸上をずーっと続けていた。大学を卒業後、奇跡的に大手スポーツ用品メーカー「ライテックス」に入社。
・・・といたって普通の経歴のようだが、優二の周りでは常に何かが起こる。何故起こるのかといえば、彼がいいひとだからである。それが周りの人と違うところ。もう、度を越えたいいひとっぷりなのだ!
 話は、北海道から上京するところから始まる。優二のサラリーマン生活は一体どうなるのか!?
 優二の悪戦苦闘が周りの人を幸せにしていく・・・


 「幕張」「π」とともに俺の信奉する漫画「いいひと。」これは、優二がそのいいひとっぷりを発揮しまくって会社の人、周りの人、会社の商品を買ってくれる人を幸せにしようと悪戦苦闘するサラリーマン戦記!優二ののほほんとした性格のごとく、そんなに、熱い!という漫画では無いが、幸せって何だろう、自分のしたいことって何だろう、社会ってこんなんなのか、大人の世界って・・・って考える人は考えてしまうであろう、読んでためになる部類の漫画かもしれない。特殊な仕事、例えば教師とか消防士とかの漫画って多いし面白いけど、サラリーマンの仕事模様を描いた漫画ってそこまで多くはないのではないか。
 俺がこの漫画を初めて読んだのは中2の時で、陸上関係の話が多い漫画だったから読み始めた。その時は単純にこんな「いいひと」に成れたらいいなーと思っていた。でも俺はいいひとには成りきれなかった。だから、この主人公・優二みたいな人がいたらマジで尊敬する。いや、こんな人こそが今必要なんだと思う。優二からは押し付けがましいような優しさじゃない、本当の優しさみたいなのを感じる。

 しかもこの漫画なんか胸に響くような言葉が多くて・・・ずるいw
 
 是非読んで欲しいなぁ。πとか、幕張とか、下ネタ漫画だからおっぴらには勧められないけど、コレは勧めたい!ああもう漫画に流れるあのいい感じの雰囲気は伝えらんねー!