閉塞空間

嫌なこと書きます。



何も無い。
とよく思う。
例えば何か得意なものとか、これだけは譲れないものとか。
無い。
例えば夢だとか、将来なりたいもとか。
無い。
どんなことをやったって無駄―・・・
そんな考えが払拭されない。



趣味が無い。
趣味を作ろうと思った・・・。
なにか、打ち込めるものを。
そうすれば、少しは何か変わるのかと思って。
何も無い俺にもなにかできるかも、と思って。
運動系のサークルでも入って、それを趣味にしようかとも思った。
でも、運動神経が俺は本当に無い。
もうそれだけで入るのが嫌になった。
入る云々の前に考える。しょせん入ったところで、劣等感に苛まれるだけだと。
文化系のサークルは・・・。
何やったってどうせ俺のことだ、途中で飽きたりして中途半端になるだけだ、
その考えがこびりついていて、諦めた。



夢や希望に満ち満ちた言葉が嫌い。心温まる話が嫌い。
現実はもっと汚ねぇだろ、て思ってしまう。
金で買えない物もあるとは思うけど、世の中、金。
疑心暗鬼。
俺は心が汚い、何も無い。
もちろん自己嫌悪に陥らないはずが無かったが、
自己嫌悪し過ぎる時期は終わってしまった。
閉塞。
頭の上になにか思い物が乗っかっているみたいだ。
ここは閉塞空間。
絶対消えない虚しさと俺だけが居る、閉塞空間。




月曜日までに親父が帰ってこなければ、我が家の主たる収入は無くなるかもしれないそうだ。
そんなものまで無いことになるのか   (笑)