会合

奴らは親切だ。奴らは笑顔を絶やさない。奴らは根はいい奴なのだ。
でも、でも、奴らは学会員なのだ。
あんまり詳しく書くとやばいのかもしれない。いや、マジで。

始まりは昨日の午後7時頃。家に一人でいた僕。インターホンの音がなった。当然出るのは僕。
「〜会のHです。」
・・・・・・き、来たーーーーーーーーーーっっっ!!!
実は僕、普段は家族にインターホンをとってもらう。なぜなら、〜会の人が僕をしつこく会合とやらに誘いに来るからだ。〜会は宗教団体であり、家族には懇願して〜会の人が来たら俺はいないと言ってもらうことにしている。僕は〜会に打ち込む気は毛頭無い。逆に毛嫌いしている。しかし悲しいかな、僕以外の家族は全員熱心な学会員。僕は産まれた時から〜会の会員名簿に登録されているのだ。そのことで長年親ともめてきた。
インターホンをとったからには居留守は使えない。渋々玄関でHと話す。
H:いやぁ、イケメンだな。もてるでしょ。イケメンだな、イケメンだな、イケメンだな・・・
うるさいこいつ!イケメンって言って上機嫌にしようとしやがって!でも気分は悪くないぞ!

数分後・・・。
僕:じゃあ、明日晩8時ですね、わかりました。

のせられてんじゃん、俺・・・・・・。

というわけで今日会合に行ってきたのだ。会合場所は、近所にある今は空き家となっているボロい一軒屋の2階。そこにあるのはやっぱり仏壇。
会合にて小学校の同級生で同じく学会員のN君に久方ぶりに再開できたのは嬉しかったけど・・・。僕、H、N君、あと大学年生のお兄さんのたったの4人しかいない。え?4人だけ?

人数に言及することなく会合は始まり・・・。軽く自己紹介した後、4人全員仏壇の方を向いて正座をし勤行(〜会のお経)を繰り返し唱える。唱えながら仏壇の扉をHさんが開いていく。その唱えながら開くのがおかしくって、笑ってしまった。
お経を一通り唱えると、Hによる宗教用語の講義。「一念*1三千*2」という言葉を学んで、それはそれで勉強になった。
その後にささやかな懇親会。
H:お菓子買ってきたから食べよう。
何で3袋も買ってくるんだよ!明らかに夕食食ったばっかりの4人には食いきれないだろ!!

食いきらなきゃ帰れないっぽかったので、無理して食いまくった。最近塩分取りすぎに考慮してお菓子類は絶ってたのに!俺の血管に将来血栓ができたら、〜会のせい。欝。更に最悪なのは来週の会合にまた来る約束にいつのまにやらなってたこと。欝欝。

*1:今生きているこの瞬間の生命

*2:私たち人間に関係する死や欲や不幸、幸福などの物々を大まかに分けて三千らしい。自分を取り巻く環境の意で用いられる。「一念三千」で周りの環境と自分には隔たりがあるのではなく、何事も常に自分と関係しているという意。なんのこっちゃ、池田大作