生誕20周年

暗い事書こう!

誕生日の始まりは、なにも感慨の無い始まりだった。昨晩から眠れず朝方まで起きていて、たまたま見つけた交通量調査の日雇いバイトに2社応募して…寝て起きてコンタクト買いに行って。面接の日取り決めて。学校サボって。親は誕生日忘れてて。昼頃、ほんと何してるんだと思った。

それでも良い事はあった。夕方、もう授業終わっているのに学校に向かうと、たまたま出会った学科の人に祝ってもらえた。廊下で歌われた時は正直恥ずかしかったw
学校で待ち合わせて彼女と焼き肉食いに行った。彼女のバイト先。高級焼肉料理店。普段絶対食べない高級肉を食いまくって、しかも店の人が奢ってくれた…うまい!こいつぁやべぇ!ほんと感謝だ。色々サービスもしてくれて…良い人っているんだなぁ!ほんと、感心した。感謝したりないくらいだ。

その後家で一緒にテスト勉強してDVD見て…で、俺は情けない事に手は出せなくて。彼女は傍らに寝ていて俺は自己嫌悪に陥って。最近頑張って自己否定しているけど躁期が完全に終わって徐々に鬱期が来ていて。ゆるやかなそのペースが、病気にもならないであろう軽めの症状がややこしくて。ipodNO PLANの君の中の少年を無限リピートで聞きながらこれケータイから書いていて。さっきおかんから電話きて、あんたの誕生日忘れてた!って。なんか今書いててすげー虚しくて。20になって嫌な社会が近づいてくる実感しかなくて。今こうして無駄に過ごしている一瞬一瞬がモラトリアムの終わりへと刻々と続く道であって。もう過去なんて悔やむだけ悔やんだし後悔もするだけしたから振り返ることも無くて。思い出に生きるだけの良い思い出も多くはない気がして。ただただ続く荊の道を進むだけしか、この先やることが無いような気がして。こんなどうしようもないこと考えてる俺とつき合ってくれた彼女に申し訳なくて。前に進むしかないっていっつも言い聞かせてる自分は何回も折れていて。去年のようなうまい逃げ道が見つからなくて。


だらだら書いていたら誕生日は終わっていた。
さようなら、10代
こんにちは、20代。
そしてこんにちは、現実。