8/8出向? 森下の母

引越し!引越し!さっさと引越し!モリシタ!

8/8水曜日、忘れられない一日となりました。
のだと俺で実際に住むとしたら一番望ましい土地である森下。ネットで調べているだけでは仕方がないので、この日は実際に地元の物件屋を回ることとなった。
森下は下町っぽくもあるし、それでいて隣駅の菊川まで行けば生活するには十分なお店も存分に揃っていて、とても住みやすそうだった。

まず1軒目に大手の物件屋に。
実は都営大江戸線が出来たおかげで森下あたりは地価高くなっているそうで、なかなか安い物件というのは少なく、あっても建築基準法(あの姉歯でさんざとりあげられた)が出来た年より前の物件しかなく・・・予算内で条件の良い物件は見つからず。渋谷まで20分くらいっつてたもんなぁ。仕方ない。
でもそう簡単にはあきらめられない。というわけで2件目、森下駅構内の看板にもちょろっと名前載ってる物件屋に。
中にはおじちゃんとおばちゃんがいて、対応してくれたのはおばちゃんの方。
条件をまず話すと、あんま無いねぇといいながらも2軒提示してくれた。
その内1軒が条件的に結構良かったので内見を頼むと、近いのですぐに見に行くことに。

・・・・・・・のはずが。
大家さんに鍵の手配を頼むと多少の時間がかかるのか、ここで俺らの事情を話すこととなったわけで。
条件を話しているときからチラチラ感じていたのは、・・・おばちゃん、なんか物言いたそうwて感じ。
その予感は正しく、ここで炸裂。めくるめくおばちゃんの説教ショー!イッツァショータイムッ!!


誰しもがご家庭で、学校で、お説教というのは1度は、いや何度も確実に受けたことがあるはずです。
それはあくまで、親という家族、教師または担任という教育者という立場の、割と近しい存在の人からの説教でうざったく感じたこともありましょう・・・。いや実際若い頃に何言われたって、わかるのは後になってからだとも思うし。そんときはウザイだけ(だった)。しかしまぁ、なんでこんな初対面である物件屋のおばちゃんに説教なんか・・・
でも、でも、・・・
おばちゃんの説教は、確実に俺ら馬鹿2人の心を揺り動かしてしまったw
まぁ説教とは言いすぎだけど、おばちゃんが俺らに熱心に説いてくれたのは、
・今自立しなくても後で嫌でも自立するんだから、今はすねカジって好きなことやってた方がいい。
・家賃に費やすお金ってのは、なんにも生み出さない。
・その貯めたお金を、学校の勉強以外に費やしていろんなものを見聞しなさい。
・小沢さーん!あたしゃ認めないよ!
こんな感じ。以上の事を一通り話終わった時には50分くらい経っていたw


で、


おばちゃん「じゃ、物件見に行く?」




萎えーwww



俺ら萎え萎えっすよおばちゃんw
それでも一応見に行って、なかなかよさげな物件で俺は気に入った(相方はどうか知らないけど)。
その物件まではおばちゃんの車でいったんだけど、物件見終わってからおばちゃんが車の中でさらに追い討ちの御説教wいや下ろしてくださいよw


でも、でも、・・・
そのおばちゃんの話がちょっと感動的なんだw
自分の息子の話を例に出して、上に箇条書きした事を更に熱心に説いてくる。ちなみにそのおばちゃんの息子の話が軽い感動話で、
俺ら馬鹿2人は見事に感動www


最後には、

俺ら「貴重な話ありがとうございましたッ!」
おばちゃん「就職したらいつでもおいで。文句なしで良いとこ紹介するからさ。」


おばちゃんありがとうwww






そして、しばらく後に、


あれ?俺ら物件見にいったんだよね?なんでもういいやみたいになってんの?




相方「てゆうか、(あの話聞いて)正直引越しする気どうなった?」
「ゼロ」


ここにきて史上最低の企画倒れになる空気がプンプンしております・・・。
実際おばちゃんの話は俺らが敢えて目を瞑ってきたところ。そうゆうところってやっぱ自分では暴きずらいものだしな・・・。


絶望した!俺らの意思の弱さに絶望した!