漫画の秋

手塚治虫火の鳥にはまってる。昔買った黎明編・未来編を引っ張り出して読んだら続きが気になってしまい…DS版もあるらしいけど。宇宙編は出だしからドッキドキだし、望郷編は泣ける、異形編は感心する、とまぁどの編も面白い。なにより生まれ変わった直後の、炎から飛び出るミニ火の鳥がかわいい!
内容は輪廻転生のことについて触れていたり、生きることの意味を作中のキャラが悩んだり、地球の破滅的な未来像を示したりしていて、倫理的な部分が大きい。生死のことを大分書いているからか、あっさりヒトが死ぬ。キャラが死ぬ。あとよく腕が吹っ飛ぶ。しかし、あっさり死んだキャラに対する主人公のセリフなどが自分は好きだ。編と編の微妙なつながりも読んでいるうちに明らかになるのも読み応えがある。もう太陽編の途中…だけどもっと早く読んでいたらなぁと思う。読むとちょっとやる気がでる。
哲学的なことを考えると、どうも気分が沈む。・・・が、ブラックジャックでも感じたマンガのあっさりさ加減が良い感じに紛らわしてくれる。読んでいたら途中まで集めていたブッダの続きが非常に気になってきた!