永遠の神秘π

π 9 (ビッグコミックス)

　書評だよ！全員集合！
　てか最近は読む本は漫画が多い。忙しくて（あと通学電車が地下鉄じゃなくなったので、車窓から外を見るのが楽しくてしょうがない）ために、あんまり小説読んでない・・・図書館で借りる本もレポート書くための生物系の本のみだしなぁ。
　
　そんなこんなで、漫画。俺は「作家買い」が多いです。この作家気に入ったから、この人の作品は全部買おうみたいな。そんな中でもハマリまくった作家、古屋兎丸さん。元高校美術教師という肩書きを持つこの人の画力はさすが！というのがネットとか見ていると、主な評価。確かにそうです。この作品は絵が綺麗（他の作品は・・・芸術？っぽいというか）。でも何よりも俺はこのストーリーが好き。
今回は珍しく熱を込めてストーリーを紹介すると、
あるおっぱい大好きな、おっぱいにのめりこみすぎて、もう宗教やら哲学やら黄金比やら持ち出すほどおっぱいに感化されてしまったオタク・デブ男子中学生が、生でおっぱいが見たいがために（そして、「円周率のπはおっぱいのことを表している！」とか言うわけわからんπ理論とやらを完成させるためw）高校入学前にダイエットをして、モデル並みの外見になる、というのが前説。
　さぁ物語はここから。主人公は高校入学後、その外見から人気者でモテモテ。性格は（一見）クールで頭も良い！・・・・・・がしかし根がオタクで、常におっぱいの事しか考えてない。そんなある日、主人公の通う高校に、不登校だった女の子が突然登校してくる。その女の子を見た主人公が、もしやあの子は究極のπ（おっぱい）を持つのでは!?と思い主人公は同じくオタクの先輩と共に、πクラブなる裏部活を立ち上げ、行動を開始する!!!

もう設定からバカ。作中で主人公は、「首相になっておっぱいの塔を作る」とまで言っている。この説明だと、とんだエロ話だと、エロ漫画だとお思いだろう。でも実はラブコメ。バカをとことん突き止めたって感じの真っ当なコメディ！前述した通り、画力もハンパ無い。不思議とこの漫画を読んでいると、おっぱいが好きに・・・・・・・はなりませんがｗ、読むとあまりのバカバカしさにあきれ返るでしょうｗでも、バカを真面目にやってるってのは、メチャクチャ憧れます。

おっぱいが好きな人もそうでない人も、ブックオフや立ち読みの出来る本屋で見たときは是非見てください。そして気に入ったら買ってください。この作家、超個人的に応援しているんでw